2009年4月10日(金)「しんぶん赤旗」

温暖化防止

8・11月に追加会合

国連作業部会が閉幕


 【ボン=小玉純一】ボンで三月二十九日から開催されていた温暖化防止に関する国連特別作業部会が八日、閉幕しました。京都議定書の第一約束期間後(二〇一三年以降)の温暖化対策の新たな国際協定の年内合意をめざし、特別作業部会は六月と九―十月に二回開くことがすでに合意されていますが、交渉を加速させるため、八月と十一月に追加の会合を開くことを確認しました。

 今回の会合には、温暖化対策で積極姿勢をとるオバマ米政権の代表が初参加し、歓迎されました。しかし、交渉の焦点となる二〇二〇年までの先進国の温室効果ガス削減の中期目標をめぐっては、各国間の大きな開きを埋めるに至りませんでした。

 途上国側は、先進国が少なくとも40%以上削減するよう要求。これに対し日本は、ロシアとともに自国の中期目標を決めておらず、交渉の足を引っ張る役割を果たしました。

 国連気候変動枠組み条約のデ・ブア事務局長は八日記者会見し、温暖化の被害を避けるために必要な削減目標に対し先進国は不十分だと指摘。今後の交渉について、十二月にコペンハーゲンで開催される国連気候変動枠組み条約第十五回締約国会議(COP15)で合意すべき交渉文書案が、六月の次回特別作業部会で提示されると述べました。



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