2009年4月6日(月)「しんぶん赤旗」

自然エネルギー普及訴え

市民団体シンポ 「政府は戦略持って」


 再生可能な自然エネルギーの普及をめざす市民団体「地球環境イニシアティブ(GEIN)」が五日、東京都内でシンポジウムを開催しました。同団体の設立発起人である音楽家の湯川れい子さん、サッカー日本代表の岡田武史監督、ブリキのおもちゃ博物館館長の北原照久さんが報告しました。

 湯川さんは、三十年以上前から太陽光発電を自宅で行っている経験を発言。設置にかかった費用などを取り戻すには、四十年近くがかかるといいます。「個人では限界があり、これでは太陽光発電の導入はすすまない。政府が再生可能エネルギーをしっかり位置づけ、ドイツのように再生可能エネルギーによってつくられた電力の固定価格買い取り制度の導入が必要だ」と述べました。

 岡田監督は自身が学生時代から環境問題に興味を持っていたことを紹介。「石油がいつかなくなることは、いまや多くの人が知っている。石油の取り合いはおきるが、太陽の奪い合いはない。そうなれば平和になるかもしれない。日本政府にはエネルギー全体の戦略を持ってもらいたい」と要望しました。

 北原さんは「人間はこれまで英知を発揮してきた。いまその英知を発揮するときだ」と述べました。


 固定価格買い取り制度 家庭や市民発電所などで生み出される電力を、電力会社が長期間、高い価格で買い取ることを義務づける制度。



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