2009年2月24日(火)「しんぶん赤旗」

安保破棄中実委が宣伝

「税金使い方おかしい」

グアム新基地協定を批判


 安保破棄中央実行委員会は二十三日、冷たい雨の中、東京・JR新宿駅西口で定例宣伝を行い、グアム新基地建設をすすめる協定とアフリカ東部ソマリア沖への自衛隊派兵の反対を訴えました。

 かけつけた日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は、グアム協定について「米軍の基地建設、強化のために日本の税金をつぎこむものだ」と告発。またソマリア沖への自衛隊派兵は「海賊対策ではなく、自衛隊を戦争できる国の軍隊にしようというのが大本の目的だ」と批判しました。

 日本平和委員会の佐藤光雄代表理事が、「社会保障の大改悪をすすめながら、米軍の再編・強化に三兆円もの税金をつぎ込むのは許されない」とのべたほか、各団体の代表が訴えました。

 チラシを受け取った東京都中野区に住む七十二歳の男性は、グアム協定による税金支出について「いくらなんでもひどいね。戦後六十年もたって、日本を属国のように扱うのはいい加減にしてほしい」と語りました。「仕事がなくて困っている」と声をかけてきた建設関係で働く二十代の男性は、「税金の使い方がおかしい」と話しました。



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