2009年2月10日(火)「しんぶん赤旗」

米実弾演習即廃止を

伊芸区行政委が抗議決議

沖縄・金武町


 沖縄県金武(きん)町伊芸区で二〇〇八年十二月に、米軍のものと見られる銃弾が民家の車に被弾した事件に関連して、同区行政委員会は九日、米軍キャンプ・ハンセン内すべての実弾演習の即時廃止と、演習関連施設の即時全面撤去をもとめる抗議決議を全会一致で可決しました。同区が米軍演習場の全面撤去を要求するのは初めてです。

 池原政文同区長らは同日、金武町の儀部剛町長とともに沖縄防衛局、外務省沖縄事務所など県内関係機関を訪ね、抗議文を手渡しました。

 同事件では、五日に沖縄県警が、米軍から提供を受けた50口径通常弾「М33 BALL」と一致すると発表していました。米軍側は現在、鑑定をすすめています。

 抗議文は、「今回発見された銃弾は過去に起きた事件の状況から見ても米軍の実弾射撃訓練による流弾であることは明らか」と指摘。また同様の事件・事故に事あるごとに抗議・要請してきたにもかかわらず、「今なお区民の意思が無視され、何ら改善されないどころか軍事施設の増設と強化が進んでいる状況であり、過去の教訓が何一つ生かされていない」と現状にたいする強い怒りを表明しています。



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