2009年1月28日(水)「しんぶん赤旗」

派遣切り 怒りの一喝

ビジネス誌が特集

財界人と志位委員長発言


 ビジネス経営情報誌・月刊『BOSS』は三月号で「派遣切りへ怒りの一喝」という特集を組むとともに、日本共産党の志位和夫委員長へのインタビュー「人間の“使い捨て”は資本主義の堕落です」や「レポート トヨタ首脳が代々木へ 財界の共産党詣でが始まった」を掲載しました。

 特集では、化学大手・東レの前田勝之助名誉会長の「派遣をクビにする大企業 けしからん、ビンタだ!」と題するインタビューを掲載。前田氏は労働法制の行き過ぎた規制緩和や安易な「首切り」に走る大企業を批判し、「アメリカナイズされたやり方ですぐに人材削減などに踏み切ると、さらに不況が深刻になる」などと述べています。

 品川正治経済同友会終身幹事のインタビューでは、聞き手の針木康雄同誌主幹が「最近の経済団体の凋落(ちょうらく)ぶりは、本当に怒りを覚えます。先陣を切って『派遣切り』をしたキヤノンやトヨタ自動車は、現職と前任の日本経団連会長会社ですよ」「この五年から一〇年ぐらいの間、日本の財界の存在はすっかり崩壊してしま」ったなどと発言。これを受けて、品川氏は、財界凋落の三つの要因((1)戦争体験世代が減った(2)商売での成功体験を自分の哲学にしてしまった(3)米国留学組が多い)をあげています。

 志位氏はインタビューの中で、「首切り」競争で個人消費を落ち込ませ、景気の底が抜けてしまえば「企業にとっても先がない」と指摘。「もちろん個々の企業のモラル、責任は重大だと考えますが、同時にリストラ競争を強制している投機型市場を是正する必要もあると思います」と述べ、「ルールある経済社会」への転換などを縦横に語っています。

 『BOSS』への志位氏の登場は、昨年十二月号での講演掲載に続き二回目。同種の雑誌では、昨年八月号にインタビューを掲載した『財界さっぽろ』が二月号で「躍進!共産党 志位和夫委員長に“政局”を聞く」をふたたび掲載しました。



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