2009年1月8日(木)「しんぶん赤旗」

イスラエル大使館前で抗議


 「イスラエルはただちにガザへの攻撃をやめよ」。東京都千代田区のイスラエル大使館前で七日、ガザ攻撃に抗議し、即時の攻撃停止と軍事ではなく政治的な解決を求める緊急行動が行われました。安保破棄中央実行委員会がよびかけたもので、二十団体、六十人が参加しました。

 「罪のない市民の命を奪うな!」と書かれた横断幕や、犠牲者の写真を張り付けたプラカードなどを持ってアピール。各団体の代表が、「無辜(むこ)の人びとが殺されている。すぐさま撤退を」(平和委員会)「無差別虐殺ともいえる攻撃に抗議する」(全労連)「国際法や人道に反する攻撃は中止を」(婦団連)と訴えました。

 「命を奪われた子どもを抱く母の姿を見て、怒りがこみ上げる」(新婦人)「殺されている子どもたちの顔を想像してください。話し合いの道にふみだして」(都教組)「二十一世紀は、戦争ではなく平和の時代。この流れに逆らう蛮行は許せない」(農民連)と声をあげました。

 各団体の代表が、抗議・要請文を手渡そうとしましたが、大使館側は応じなかったため、ポストに投函(とうかん)しました。


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