2008年12月22日(月)「しんぶん赤旗」

教育予算を増額し中退者出さないで

高校生ら座り込み

財務省前


 「経済的理由で私立高校を中退する生徒を出さないで」と高校生や父母、教職員ら六百人が二十一日、財務省前に座り込みました。前日に出た財務省原案の内示を受け、参加者は教育予算の増額を訴えました。全国私教連、全教、全国私学父母懇連絡会、教組共闘で構成する「ゆきとどいた教育をすすめる会」が主催しました。

 全国私教連の小村英一委員長は派遣切り、解雇、倒産など家計が急変する下で、〇八年度の第二次補正予算で授業料減免事業支援特別経費の増額を要求したとのべ、学費が払えず退学する生徒を一人も出さない状況をつくろうと訴えました。

 高校生や保護者、教職員らが次々と訴え、日本私大教連の三宅祥隆書記次長、全大教の立石雅昭中央執行委員が連帯あいさつしました。



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