2008年11月13日(木)「しんぶん赤旗」

全国スポーツ祭典が始まったのは?


 〈問い〉 新日本スポーツ連盟主催の全国スポーツ祭典が27回目を迎えたということを知りました。このスポーツ祭典と、主催する新日本スポーツ連盟について、開始のいわれから教えてください。(東京都・一読者)

 〈答え〉 全国スポーツ祭典は1963年、だれもがスポーツを楽しめるようにすることや、スポーツにおいて強制や差別をなくすことなどを願う青年、学生、スポーツ愛好者らの共同の力によってスタートしました。

 これは、日本のスポーツの歴史上はじめて「国民が主人公」の立場にたつスポーツ運動の登場であり、2年後、その運動の中で「スポーツは万人の権利」の理念を掲げて新日本体育連盟(現新日本スポーツ連盟)が誕生しました。

 新日本スポーツ連盟は、「いつでも、どこでも、だれもがスポーツを」「スポーツ きみが主人公」「スポーツは平和とともに」などの祭典スローガンをかかげて発展させ、「だれもが参加できる国民に開かれたスポーツの祭典」「フェアでより高い目標にチャレンジする競技大会」として2年に1度開催してきました。

 第27回祭典は、これらの歴史と伝統を受け継ぎ発展させるものとして、今年11月、関西を中心に16競技・種目で実施されます。会場は、プロ野球の試合が行われるスカイマークスタジアム(兵庫・野球)や大阪府立門真スポーツセンター(なみはやドーム・卓球)などトップレベルの会場を使用します。陸上では、陸上競技連盟公認大会となるとともに京都陸上競技協会の協力で100人の公認審判を配置するなど、全国大会にふさわしい水準で行われます。

 休暇や交通費など、参加するには厳しい状況のなか、11月3日に開催した水泳大会には900人が参加し、卓球や陸上の申し込みは800人を超える盛況です。祭典が国民に開かれた大会として、愛好者の立場にたった運営など、祭典への期待のあらわれでもあります。

 全国スポーツ祭典がさらに、スポーツ関係者の共同で不正、暴力、差別をなくし、スポーツを文化として民主主義を発展させる運動として、また平和な社会を推進することに貢献する運動として発展することが、期待されます。(鳥)

 〔2008・11・13(木)〕


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