2008年11月9日(日)「しんぶん赤旗」

将棋ベスト8に15歳

赤旗全国囲碁・将棋大会が開幕


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(写真)赤旗名人めざして熱戦を繰り広げる第46回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会=8日、東京都豊島区

 第四十六回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会(赤旗名人戦、同大会実行委員会主催)は八日、東京都豊島区池袋のサンシャイン・アカデミーホールで開幕し、百十二人の選手が熱戦を展開しました。囲碁・将棋ともベスト8が決まり、九日、赤旗名人が誕生します。

 囲碁・将棋とも十代の活躍が目立ち、囲碁で七人、将棋で六人がリーグ戦を勝ち抜き決勝トーナメント進出。囲碁では福岡代表の田中伸幸さん(17)、将棋は東京代表の多々納(たたの)守さん(15)がベスト8入りしました。

 田中さんは「順調に打つことができホッとしています。あすは全力でがんばりたい」と語りました。

 囲碁の成島奈津子さん(33)、将棋の渡部愛さん(15)の招待女流選手は二人とも本戦トーナメントに進出。将棋の本戦進出は室田伊緒さん(現女流プロ初段、第四十二回8強入り)以来二人目です。

 開会式で奥原紀晴実行委員長・赤旗編集局長があいさつ。囲碁・将棋合わせて全国で一万人を超える参加者があったことを紹介し「今年で四十六回。半世紀に近い棋戦として歴史を重ねてきました。地区大会では初級者も参加でき、すそ野の広い大会になっています。実力を存分に発揮してください」とのべました。

 今回初めて囲碁審判長を務める酒井猛九段は囲碁ルール改定にかかわった経歴を紹介し「何かありましたら判断はおまかせください。全力を出してください」と激励しました。将棋審判長の西村一義九段が「伝統文化である将棋の普及・発展に(政党で)一番熱心に取り組んでいる共産党にご理解をお願いします。みなさん二日間がんばってください」とのべました。


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