2008年10月27日(月)「しんぶん赤旗」

東北の“暮らしの命綱”

高橋ちづ子さんを必ず

青森・岩手・山形 志位委員長訴え


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(写真)高橋ちづ子衆院議員(左)と訴える志位和夫委員長=26日、岩手・盛岡駅前

 「東北の“暮らしの命綱”、高橋ちづ子さんの宝の一議席を守りぬき、全国での日本共産党の躍進を」―志位和夫委員長は二十六日、東北三県を駆け巡り、青森、盛岡、山形の各駅前で衆院東北比例選出の高橋衆院議員とともに総選挙での支援を呼びかけました。

 三カ所とも大きな盛り上がりとなりました。青森駅前では、小雨まじりにもかかわらず、駅前公園の奥まで人の輪が広がり、街頭演説としてはこれまでにない集まりとなりました。志位氏は登壇ぎりぎりまで握手してまわりました。

 志位氏は三県で「高橋さんは、まさに東北の方々にとって“暮らしの命綱”です」と強調。「福祉でも医療でも農業でも、東北の声をまっすぐ届けるかけがえのない役割を果たしてきた、優しくて芯が強いちづ子さんを、みなさんの声で引き続きなんとしても国会で働かせてください」と力を込めました。

 志位氏は、世界金融危機と景気悪化のもとでの政治の役割、雇用、社会保障、農業、財源問題などで、国民生活を土台からよくする日本共産党の政策を縦横に力説。外需頼みから内需主導に、大企業から家計に経済政策を転換させてこそ、景気回復の道が開かれると訴えました。

 高橋議員は、後期高齢者医療制度を告発し、「最初は、ひとり共産党だけが反対した問題であっても国民と力を合わせて、現実の政治を動かしてきた。この続きをなんとしてもやらせてください」と訴え、歓声と大きな拍手に包まれました。

 初めて志位氏の演説を聞いた青森市の男性(61)は、「政治の核心をズバズバと話していて、わかりやすかった。共産党の議席はまだ少ない。もっと伸びてくれれば」と期待を込めました。

自・民も各地で

 二十六日、麻生太郎首相が首相になって初めて街頭に立つなど、各党幹部が各地で聴衆に訴えました。麻生首相は東京・秋葉原駅頭で、若者を意識した演説をおこない、「ぜひみなさんの力を貸していただき、多くの元気がある国会議員を立たせていただきたい」とよびかけました。民主党も菅直人代表代行が大阪で、鳩山由紀夫幹事長が和歌山で訴えました。


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