2008年10月20日(月)「しんぶん赤旗」

青年が対話「共産党と一緒に政治変えよう」


「どうにかしてよ」 つどい&宣伝

札幌

 北海道内で活動する「日本共産党を応援し隊」(党青年学生後援会)は十九日、札幌市大通公園で宣伝しました。志位和夫委員長の国会質問を紹介したビラなどを配布。「若者を使い捨てにする政治を日本共産党の躍進でやめさせましょう」と訴えました。

 のぼりを立て、緑のカエルや水色のクマの着ぐるみも登場。「共産党さん頑張って」と通行人がビラを次々受け取りました。

 「運送会社にパートで働いています。休みの日でもお金がないのでここまで自転車で来ました」と話すのは石狩市の男性(24)。「一人暮らしをしたいけれど、給料が安いので無理です。共産党には暮らしを応援する政治をすすめてほしい」

 宣伝に先立ち、開いた「もう限界!どうにかしてよ、共産党!」とのつどいでは、切実な声が相次ぎました。

 建設会社に勤める女性(27)は「結婚を考えていますが、二人とも給料が安く、子どもも欲しいのにとても無理です。暮らしを守る共産党が伸びてくれないと困ります」。会社員の男性(23)は「人間を大切にして将来のことを考えている共産党に勝ってほしい」と話しました。

 つどい終了後、「福祉を守る共産党に加わります」と福祉施設で働く女性(35)が入党。「頑張りましょう」と握手を交わし、メンバーは元気いっぱい街頭に飛び出しました。

 衆院道1区の松井ひであき予定候補、畠山和也道政策委員長がマイクで呼びかけました。

トヨタ正社員「派遣の扱いおかしい」

名古屋

 名古屋市中区の大須観音前で十九日、民青同盟名古屋北西、東部両地区委員会が日本共産党の八田ひろ子衆院東海比例予定候補、木村えみ愛知1区予定候補とともに仕事の悩みを聞くアンケート調査とシール投票を行いました。

 ボードの「給料が安い」「長時間労働」「休みが少ない」などの項目に次つぎシールがはられました。

 「やりたい仕事に就けない」にシールをはった二十代後半の女性は、「介護の仕事に就きたいけど、派遣だけは絶対にいや。派遣社員だったとき、通勤費の上限が決まっていて月二千円も自腹を切らされた」と言います。

 八田候補が「いっしょに政治を変え、派遣労働法を抜本的にかえ、若い人たちが希望をもてる社会をつくりましょう」と話しました。

 「僕、志位さんが国会でとりあげた会社で働いているんです」と話しかけてきたのはトヨタ車体勤務の男性(24)。「職場では、国会で会社の名前が出たと話題になっています。自分は正社員だけど、派遣は三年ごとに移動させられるという。人間扱いされず、給料も少ない。自分もおかしいと思っていた」と話します。

 司法書士事務所で働く女性(30)は「月に休めるのは四日くらい。早く帰れて八時か九時。十二時を超す日が多い」と言います。

 同盟員が日本共産党の政策パンフレットを手渡すと、「自民党や民主党は国民の方を向いていない気がする。共産党は自分のなかで良いイメージがあるので、じっくり勉強させていただきます」。


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