2008年10月7日(火)「しんぶん赤旗」
エジプト大使館再開へ
周辺国との関係改善進む
イラク
【カイロ=松本眞志】エジプトのアブルゲイト外相は五日、イラクの首都バグダッドを訪問し同国のゼバリ外相と会談、エジプト大使館の再開と両国間の関係強化を表明しました。ロイター通信が報じました。
アブルゲイト氏の訪問にはファハミ石油相も同行。イラクとエネルギー協力関係を築き、燃料費高騰に悩むエジプトへの原油供給の安定化を図る狙いがあるとみられます。
エジプトは二〇〇五年、駐イラク大使が武装グループに拉致・殺害されて以来、大使館を閉鎖してきました。しかし、同様に大使館を閉鎖していたイラク周辺国がこの間、相次いで駐イラク大使を任命するなど関係改善を図っています。
九月までに、バーレーン、ヨルダン、アラブ首長国連邦(UAE)、シリアが駐イラク大使を任命。一九九一年の湾岸戦争以来、断交していたクウェートのナセル首相も、イラク訪問への招待を受け入れています。

