2008年9月26日(金)「しんぶん赤旗」

小泉元首相が引退を表明


 自民党の小泉純一郎元首相は二十五日、地元・神奈川県横須賀市で開いた支援者の会合で、次期衆院選には出馬せず、引退すると表明しました。後継者は次男とする意向。国会議員は退くものの、政治活動は続けるとしています。


こくた氏がコメント

 日本共産党のこくた恵二国対委員長は二十五日、自民党の小泉純一郎元首相が引退の意向を示していることについて国会内で記者団に問われ、コメントしました。

 こくた氏は、引退についての詳細はわからないとしつつ、「構造改革」路線による貧困と格差の拡大、憲法をないがしろにした小泉内閣の路線が、首相が代わっても、今日まで継続していると指摘。「この路線に対し、きたるべき総選挙で審判を下す、その先頭に私たちは立つ」と表明しました。

 記者団から「小泉『構造改革』路線の終えんという認識か」と問われ、「それは、国民がこれから審判を下すことだ。この路線と真っ向から対決してきた私たちの勝利という形で終えんさせたい」と述べました。


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