2008年9月25日(木)「しんぶん赤旗」

日本ベトナム両党理論会談はじまる

科学的社会主義の認識などテーマ


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(写真)第2回理論交流会談をおこなう両党代表団=24日、ハノイ・ベトナム共産党本部(井上歩撮影)

 【ハノイ=井上歩】不破哲三社会科学研究所長を団長とする日本共産党代表団と、トー・フイ・ルア理論評議会議長を団長とするベトナム共産党代表団との第二回理論交流会談が二十四日、ハノイの同党本部ではじまりました。

 冒頭、ベトナム共産党代表団を構成する十二人が紹介されました。

 ルア議長は開幕のあいさつで「今日からの議論は理論問題を解明し、両党と世界の運動に貢献するでしょう。共通の関心がある諸問題を集中して議論したい」と表明しました。

 同日の会談では、ベトナム側が事前に提起した七項目の質問に基づき、不破氏が、マルクスの理論(科学的社会主義)の今日的認識、現代世界のとらえ方(時代認識)、社会主義を目指す市場経済で重要となる問題―の三つのテーマについて日本共産党側の見解をのべました。

 理論会談は二十五日も続けられます。


■両党理論会談 ベトナム代表団

 【ハノイ=井上歩】24日始まった日本共産党とベトナム共産党の理論会談で、ベトナム側代表団を構成する12人は次の通りです。

 トー・フイ・ルア党中央理論評議会議長・党中央委員会書記・党中央教宣委員長

 ドー・ホアイ・ナム、ベトナム社会科学研究所所長・党中央委員

 タ・ミン・チャウ党対外委員会常務副委員長

 グエン・ビエット・トン中央理論評議会事務局長

 ファム・ヴァン・リン党中央教宣委員会対外情報・国際協力局長

 ホアン・チー・バオ党中央理論評議会高級専門家

 ファム・ズイ・ドゥック、ホーチミン国家政治行政学院文化発展研究所長

 ゴー・クアン・ミン同学院経済管理研究所長

 ファム・バン・ドゥック、ベトナム社会科学研究所哲学研究所長

 ドアン・ゴック・カイン党中央対外委員会中国・北東アジア局長

 グエン・ビエット・タオ、ホーチミン国家政治行政学院・雑誌「政治理論」編集長

 ゴー・フイ・ドゥック同学院政治学研究所副所長


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