2008年9月13日(土)「しんぶん赤旗」

臨時国会

与党、24日召集を提案

穀田氏 「争点明確にし解散を」

国対委員長会談


 与野党国対委員長会談が十二日に国会内で開かれ、与党側は、臨時国会を二十四日に召集する日程を示しました。

 与党側は、十一月三十日までの六十八日間の会期を提案。二十四日に首相指名を行い、二十五日に新首相が国連総会での演説に出発、二十九日に補正予算案を閣議決定・国会提出し、同日に新首相の所信表明演説、財政演説を行うことなどの日程を提示しました。

 また、臨時国会では、▽総合経済対策をふまえた補正予算案と関連法案▽新テロ特措法延長▽消費者庁法案―などを主要議題にしたいと表明しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は「二度にわたる首相の政権投げ出しはきわめて無責任だ」と強調。「代表質問、予算委員会を行い、争点を明確にした上で、解散・総選挙で国民の審判をあおぐべきだ」と主張しました。

 自民党の大島理森国対委員長は「解散の問題は新首相の大権だ」と述べました。

 先立って開かれた日本共産党、民主党、社民党、国民新党の野党四党による国対委員長会談で、汚染米転用、「消された年金」、川辺川ダムの各問題について、衆参の各委員会で閉会中審査をすべきだと一致。同日の与野党国対委員長会談でも、これらの閉会中審査を行うよう求めました。


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