2008年9月11日(木)「しんぶん赤旗」

グルジア紛争

“単独制裁は排除”

米紙 米政府が方針固める


 【ワシントン=鎌塚由美】九日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、グルジア紛争で主権侵犯を続けるロシアへの対応で、米政府が単独制裁行動を排除する方針を固めたと伝えました。

 同紙は米政府高官の話として、ブッシュ政権内部での議論の結果、「単独で行動してもほとんど影響力はなく、欧州が先導する国際的な批判の合唱を押し出すほうがよいと結論付けた」と報じました。

 紛争開始直後は「政権内の強硬派の見方を反映していた」チェイニー副大統領が、最近では「政権の新たな立場にとどまっている」と指摘。二日からのグルジアなどの歴訪中も、「関係改善のドアを閉ざさなかった」点に注目しています。

 またゲーツ国防長官は同紙に対し、「もしわれわれがあまりに性急な行動をとれば孤立しかねない」と述べました。


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