2008年8月30日(土)「しんぶん赤旗」

子どもの犠牲増 「軍事行動の結果」

国連特使が米軍に警告

アフガン


 【デンバー=西村央】クマラスワミ子どもと武力紛争に関する国連事務総長特別代表は二十七日、声明を発表し、アフガニスタンでの子どもの犠牲者増加は最近の軍事行動の結果であるとして、米軍などに軍事作戦の再考を求めました。

 国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)は二十六日に出した調査報告で、アフガン西部ヘラート州シンダンド地区への二十一日の空爆で子ども六十人を含む民間人九十人が死亡したことを確認しています。

 クマラスワミ氏は声明で、アフガニスタンでの最近の軍事作戦の結果、市民の犠牲者のなかで子どもの占める割合が高いことをあげ、「子どもが激しい攻撃にさらされており、肉体的にも心理的にも深い傷を負っている」と警告。

 同氏はさらに、「空爆や他の軍事行動で多くの犠牲が出ていることに深い懸念を持っている」と述べ、アフガンで軍事行動を続けている米軍や国際治安支援部隊(ISAF)に、「繰り返されている悲劇を避けるために、作戦手順についての見直しが必要である」と要請しました。


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