2008年7月29日(火)「しんぶん赤旗」
複数爆発 167人死傷
イスタンブール知事
テロと断定
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【カイロ=松本眞志】トルコ最大の都市イスタンブールで二十七日夜、複数の爆弾による爆発事件が発生し、十七人が死亡、百五十人以上が負傷する惨事となりました。負傷者のうち病院で手当てを受けている二十五人は重傷だとされており、今後、犠牲者が増える可能性があります。
カタールの衛星テレビ・アルジャジーラによると、爆発が起きたのは繁華街のギュンギョレン地区。十分の時間差で二つの爆弾が爆発しました。
イスタンブールのギュレル知事は、爆弾がいずれもゴミ箱の中に置かれていたとし、事件を「爆弾テロ」と断定しました。同知事は一方で、「犯人を特定するには早い」とし、付近に設置された監視カメラの調査をすすめていると語っています。
地元のジャーナリストは、「断定できない」としながら、犯行の手口、爆弾のタイプから、クルド労働者党(PKK)や国際テロ組織アルカイダなどによる組織的犯行の疑いが強いと述べています。
また、同国で与党の公正発展党(AKP)の活動禁止をめぐる政治的不安定状態が続いていることと、事件との関連を指摘する声もあります。
イスタンブールでは今月初め、米国領事館付近で武装グループと警察部隊の銃撃戦が発生し、警察官三人が死亡する事件が起きています。


