2008年5月24日(土)「しんぶん赤旗」

「日の丸・君が代」強制拒否

都教委、教員ら不当処分


 東京都教育委員会は二十三日、四月の入学式で「日の丸」に向かって起立し「君が代」を斉唱しろとの職務命令に違反したことを理由に、都立学校の教員二人を懲戒処分にしたと発表しました。二人は同日、ただちに都人事委員会に不服審査請求をし、処分の取り消しを求めました。

 処分されたのは都立高校の教員一人(減給十分の一、一カ月)と都立特別支援学校の教員一人(戒告)。都教委が「日の丸・君が代」を強制する「10・23」通達を出した二〇〇三年十月以来、処分された教職員はのべ四百十人になりました。

 今回処分された教員の一人は「個人の内面に権力が介入することは許せない。私のしたことは式にはなんら影響がなかった。処分は不当」と語りました。

 「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会は同日、抗議声明を発表し、「生徒の輝ける前途を祝福すべき卒・入学式で『日の丸・君が代』に忠誠を誓うことがすべてに優先され、従わない者を排除している」と指摘しました。二人に対して処分が発令された都教職員研修センターの前では、約五十人が抗議行動。「日の丸・君が代の強制をやめろ」「不当処分を許さないぞ」「教育の自由を守れ」とシュプレヒコールをあげました。



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