2008年3月31日(月)「しんぶん赤旗」

米国民72% 国の方向に不満

経済悪化反映 イラク戦費負担が原因


 【ワシントン=西村央】米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが二十七日に発表した世論調査によると、米国民のなかで「国の方向に不満足」と答えた人が72%に上り、「満足」はわずか22%にとどまりました。経済悪化を反映し、同センターが一九九三年秋に調査を始めて以来、最低を記録しました。

 「不満足」が増えている背景として同調査があげているのは、現在の米経済状況への見方。「良い」とする回答は一月26%、二月17%、三月11%と徐々に減少し、逆に「悪い」との回答は同じ期間、28%、45%、56%と急速に増えています。「まずまず」とする人は45%、36%、32%と減少し、「悪い」との判断に傾いています。

 三月の世論動向を示した今回の調査の特徴について、同センターは、共和党支持者のなかで「不満足」が過半数を超えたことをあげています。同党支持者では、二月に「満足」47%、「不満足」48%と拮抗(きっこう)していましたが、三月は「不満足」が過半数を大きく超えて56%となり、「満足」は40%にとどまっているとしています。

 同センターの調査では、イラク戦争との関係についての設問はありませんが、CNNがイラク開戦五周年の十九日に発表した調査では、国民の71%がイラク戦費が国の経済悪化の原因となっていると答えています。CNN調査では「イラク戦争支持」は32%で、「反対」が66%。ブッシュ大統領の支持率は31%と同調査での最低を記録していました。



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