2008年2月27日(水)「しんぶん赤旗」

米兵犯罪に抗議

沖縄県民大会 来月23日開催


 沖縄県でおきた女子中学生暴行事件や続発する米兵犯罪にたいする県民の強い抗議を示す県民大会について、県婦人連合会(沖婦連)、県子ども会育成連絡協議会(沖子連)などは二十六日、那覇市の婦人連合会会館で会合を開き、三月二十三日午後二時から開催することを決めました。名称は「米兵による少女・婦女子への暴行事件に抗議する県民大会」。大会終了後にデモ行進することも決まり、開催地は、北谷町内で調整が進められます。

 会合には、沖婦連や沖子連のほか沖縄県老人クラブ連合会、同高等学校PTA連合会、同青年団協議会、青春を語る会、沖教組、高教組の各団体が参加しました。

 沖子連の玉寄哲永会長は「十二年前と今訴えていることは変わっていない。沖縄の現実は変わっていないということ。地位協定の改定を訴えたい」と話しました。

 会合では日程のほか、沖教組、高教組を除く六団体を実行委員会幹事会として各種団体に賛同・参加を呼び掛けていくことが決まりました。

 会合後、玉寄会長は沖婦連の小渡ハル子会長と県議会を訪れ、県民大会への超党派の結集を求め陳情。玉寄会長は「議長に実行委員長となってもらい県議会が先頭に立つことを求める」と語り、議会事務局に陳情書を提出しました。



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