2008年2月21日(木)「しんぶん赤旗」

「協同労働の協同組合」法考える

議員連盟が発足

小池議員が副会長に


 「協同出資・協同経営で働く協同組合法を考える議員連盟」の発会式が二十日、国会内で開催され、全会派から国会議員が参加しました。日本共産党からは、小池晃、山下芳生両参院議員と、高橋千鶴子衆院議員、紙智子参院議員の秘書が出席しました。

 この運動の主体は、日本労働者協同組合連合会(日本労協連)などでつくる「『協同労働の協同組合』法制化をめざす市民会議」。市民が出資して仕事をつくりだし、経営にも参画し、人と地域に役立つ仕事に取り組む「協同労働の協同組合」の理念のもと、全国で三万人が活動しています。

 今回の「議員連盟」は、「協同労働のための協同組合」には現在法的根拠がないため、生協などにもあるような協同組合法の法制化が求められるとして設立されました。

 発会式の記念講演で放送大学の宮本みち子教授は、「今日の若年ワーキングプア問題などは、単に雇用対策だけでは解決できなくなっている」「経済的自立だけでなく人間的関係が持てる労働が必要」と「協同労働」の重要性を指摘しました。

 「議員連盟」は会長を坂口力衆院議員(公明)とし、日本共産党の小池議員を含め、全会派から副会長を選任しました。


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