2007年12月1日(土)「しんぶん赤旗」

引き続き疑惑を追及

市田書記局長が会見

　日本共産党の市田忠義書記局長は三十日、参院財政金融委員会で十二月三日に行うことを議決していた額賀福志郎財務相らの証人喚問が中止になったことについて記者団に問われ、次のようにコメントしました。

　証人喚問にたいするわが党の立場は、二十九日に穀田恵二国対委員長、志位和夫委員長が記者会見で述べた通りです。額賀氏の証人喚問は必要であり、引き続き疑惑を追及していく必要があると考えています。

　一方で、証人喚問というのは、全会一致が原則であり、野党だけで決められた三日の証人喚問が強行されなかったことは当然のことだと思います。

　ただ、中止にはなりましたが、額賀氏の疑惑は深まっており、今後、証人喚問が実現できるように、与党にも大いに働きかけていきたい。

　また、委員会での一般質疑を通じて疑惑を解明することは、すぐにでもできることであり、その実現のために力を尽くしたい。