2007年10月18日(木)「しんぶん赤旗」
高齢者医療制度の改悪
中止・撤回求め集会
国会
来年四月実施の予定ながら、参院選の結果を受け政府・与党が「凍結」を検討している「高齢者医療制度の改悪」の中止・撤回を求める「国会内集会」が十七日、衆院第二議員会館で開かれ、沖縄や北海道など全国各地から約百二十人が参加しました。
主催は、全国保険医団体連合会や全日本民主医療機関連合会など医療関係六団体で組織する「医療団体連絡会議」。
参加者からは「保険料だけで年金の一カ月分が持っていかれる。だれがこんなことを考えたのか、怒りでいっぱいだ。署名をもっと広げたい」（東京）、「はがき署名に取り組んでいるが、七十五歳の男性は『これから先は首をつるしかない』と書いてきた｣(大阪)､｢七十五歳の私の母親は『年寄りが保険料を払わなくてすむには死ぬしかないよね』という｡こんな制度は中止･撤回しかない」（福岡）など、切々とした発言が相次ぎました。
集会には、日本共産党の小池晃政策委員長（参院議員）、井上哲士、紙智子の各参院議員、高橋千鶴子衆院議員はじめ、民主党、国民新党など、衆参の国会議員十五人が出席して激励。自民党衆院議員も出席しました。
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