2007年10月3日(水)「しんぶん赤旗」
7年ぶり南北首脳会談
【ソウル=面川誠】韓国の盧武鉉大統領が二日、陸路で北朝鮮の首都・平壌に入りました。四・二五文化会館前広場で開かれた歓迎式典では、金正日・朝鮮労働党総書記が直接、盧大統領を迎えて握手。七年ぶりとなる南北首脳会談の公式日程が始まりました。
平壌の共同取材団によると、盧大統領と金総書記の会談は三日の午前と午後の二度にわたり行われる予定です。南北の共同繁栄、朝鮮半島の平和、和解と統一を議題に、平和体制の構築方法と経済協力問題などについて、包括的に意見交換し、会談結果を「平和宣言」といった共同宣言にまとめることを検討しているといいます。
盧大統領はソウル出発に先立ち発表した「国民へのあいさつ」で、会談で重点を置く問題について、(1)平和定着と経済発展(2)障害を克服する本格的な経済協力(3)軍事的信頼醸成と人道的問題―と説明しました。
盧大統領は二日午前、軍事境界線(休戦ライン)を越える際、車を降りて徒歩で北朝鮮入り。休戦ラインを越えた初めての韓国大統領となりました。ソウルから平壌までは四時間弱でした。
午後、盧大統領は万寿台議事堂(国会議事堂)で、金永南・最高人民会議常任委員長との会談に続き、同委員長主催の夕食会に出席しました。
金委員長は夕食会で「北南関係をさらに発展させ、祖国統一の新しい局面を開く課題が残っている」と述べました。これに対し盧大統領は「互いに少しずつ譲歩し合おう」と呼び掛けました。
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