2007年7月31日(火)「しんぶん赤旗」
仲間づくり実践交流
全私研 分科会討論終え閉幕
北海道函館市内で開かれていた第三十八回全国私学夏季研究集会(全私研)は三十日、三日間にわたる分科会討論を終え閉幕しました。
青年教職員が集まった「若手のための仲間づくりと教育実践の分科会」では同日、私学フェスティバルなどの高校生の自主的な取り組みを支えながら、青年同士のつながりを広げている経験が各地から報告されました。
京都私教連の男性は、私学助成拡充を掲げたフェスティバルに取り組む高校生の成長に教師たちが刺激を受け、組合員でない人が「生徒が頑張っているんやから」とカンパをくれたことを紹介。生徒が学校の壁を超えて「つながり」をつくっているように、教師も狭い世界に閉じこもらずに外とつながる発想を持つことが大切だと語りました。
熊本私教連の男性は、高校生が交流集会や署名活動など学校・地域の枠を超えた活動を進め、それを若い教職員が支える中で、青年の組織の必要性を改めて感じ、私教連に加盟していない学校の教職員も含めた「私学青年教職員協議会」を結成したことを報告しました。
協議会では、教育実践を交流する教研集会や新人歓迎の交流会、生徒指導をテーマにグループディスカッションをする「青年の語り場」などに取り組んでいます。男性は、忙しいからと校内で埋没するのでなく、つながりを広げ、学び合うことが重要だとのべました。
分科会に参加した青年教師からは「父母・生徒たちもつながりたいと思っている。それにこたえたい」「こうした集会に参加して学んだことが学校で役立っている。困ったときに助けられるのが本当のつながり」などの感想が出ていました。

