2007年6月19日(火)「しんぶん赤旗」

「9条守れ 声あげよう」

宗教者ネットが国会行動


 宗派を超えて連帯する宗教者たちでつくる「平和をつくり出す宗教者ネット」は十八日、「憲法第九条の遵守と自衛隊イラク派兵中止を求める宗教者祈念国会行動」をおこないました。

 衆院第二議員会館内で集会をした後、首相官邸前で祈りの行動をしました。十九日には、内閣府へイラク派兵中止を求める署名二百八十九人分をもって要請行動をする予定です。同署名は今回までで総計約五万五千八百人分となります。

 キリスト者政治連盟の荒井克浩さんは、自衛隊の国民監視活動に抗議する内容の文書を八日、安倍首相に送ったことを報告しました。「国民監視活動は、イラク派兵にかかわるもので私たちの仲間の名前もリストにあった。声をあげていかなければならない」と話しました。

 日本共産党の笠井亮衆院議員も駆け付け、「暮らし、命をないがしろにする政治は国民との間に矛盾をおこし、追い込まれている状況です」と話し、「今こそ世論と運動のがんばり時だ。今回も成功させましょう」と激励しました。



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