2007年5月8日(火)「しんぶん赤旗」
フランス大統領 保守サルコジ氏
ロワイヤル氏破る
【パリ=浅田信幸】フランスで六日、大統領選挙の決選投票が実施され、保守の国民運動連合(UMP)総裁ニコラ・サルコジ前内相(52)が、社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル元環境相(53)を抑え、第五共和制六代目の大統領に選出されました。任期は五年です。
最終結果の得票率はサルコジ氏53・06%、ロワイヤル氏46・94%でした。選挙は、新顔同士でともに政治、経済、社会の改革を訴える激しいたたかいとなりました。内外の関心も高く、投票率は84%に達しました。
新大統領に選出されたサルコジ氏は同夜、数千人の支持者らを前に「すべてのフランス人の大統領になる」と勝利を宣言しました。
また国家元首として同盟諸国に最初のメッセージを発し、「欧州連合(EU)を、保護者としてでなくグローバル化の脅威の“トロイの木馬”だと受け取っている人々の怒り」に耳を傾けるよう要求。米国に対しては地球温暖化とのたたかいで「じゃまするのではなく、たたかいの先頭に立つ」よう訴えました。
敗北したロワイヤル氏も多くの人々に囲まれた中で声明を読み上げ、敗北を認めるとともに、「私たちが一緒に始めたことを、一緒に続けよう」「何か芽をふいたものはここで立ち止まらない。私はたたかいを続ける」と語りました。

