2007年4月22日(日)「しんぶん赤旗」

負担増 党HPで試算

「給料ひと月分消える」

増税反対 共産党に託す


驚き怒り次つぎと

 「一カ月分の給与が消えます」「驚きました。こんなに上がるとは」―日本共産党のホームページに開設されている負担増シミュレーションのコーナーに、次々と怒りの声が寄せられています。

 同シミュレーションは、年齢、年収などを入力すると、自民・公明政権がすでに決めた定率減税の全廃(所得税二〇〇七年一月、住民税同六月実施)や社会保険料の引き上げによる負担増がすぐわかります。さらに、政府税制調査会(首相の諮問機関)が打ち出したサラリーマン増税(給与所得控除の半減、配偶者控除の廃止など)や、日本経団連が提言している消費税の10%への引き上げが実施された場合の負担増が試算できます。高齢者は住んでいる自治体名を指定すると、国保料や介護保険料もわかります。

 妻が難病で退職者の男性は「今週はいくらいる? 外へ出んようにしよう」が毎日の二人の会話だといいます。試算してびっくり。「こんなに税金にもっていかれるなんて、くやしいですね」

 「給与三カ月分の増税」となったサラリーマンは「えーっ、信じられない。血も涙もない仕打ちです」と自公政治に怒ります。

 「働けど働けどわが生活楽にならず」という自営業者は「朝七時から夜十二時まで仕事しても税金や年金、保険料を取り立てられる。体が調子悪くても病院にも行けませんよ」と嘆きます。

 「六月から住民税がいくら上がるか心配」という年金生活者は「共産党がんばってください」と期待。「これじゃ、とても生活できません」というサラリーマンは「なんとしても選挙で共産党が前進するよう微力を尽くします」との声を寄せています。



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