2007年4月3日(火)「しんぶん赤旗」
年金改悪誇る公明党
負担増押しつけにも無反省
「三年前の年金改革は大きな改革として、今も自信を持ってみなさまにお訴えをしたい」。公明党の北側一雄幹事長は一日、同党の埼玉県議候補への応援演説でこう叫びました。二〇〇四年の年金改悪を同党は「百年安心」などと売り込みましたが、実際は保険料は毎年引き上げ、受け取る年金の水準は15%以上も下げるという国民にとってはふんだりけったりの内容です。それに「いまも自信をもっている」というのですからあきれます。
しかも、北側氏は「日本共産党は年金のことで財源をどうするのか言わない」と日本共産党を攻撃し、「私たちは財源をひねり出すたたかいをしている」と胸を張りました。
北側氏が誇る公明党の“たたかい”とは何か。「基礎年金の国庫負担割合の段階的引き上げ」を理由に、定率減税の廃止と年金課税の見直しを最初に提案したのは公明党です。定率減税は〇六年に半減、〇七年に廃止となります。昨年六月には住民税の公的年金等控除の縮小、老年者控除の廃止が重なり、お年寄りの“雪だるま式”負担増を導きました。いまや公明党は「増税戦犯」と呼ばれています。公明党の誇る“たたかい”は国民に負担増を押し付けた“たたかい”です。
日本共産党についていえば、基礎年金への国庫負担の二分の一への引き上げ、五万円の「最低保障年金」導入を主張。財源も、庶民やお年寄りへの負担増しか目に入らない公明党と違って、日本共産党は大型公共事業や軍事費など税金のムダ遣いの徹底的な見直しと、大企業や高額所得者への減税をやめ応分の負担を求めることを明確に提案しています。

