2007年3月9日(金)「しんぶん赤旗」

笠井議員に激励500件

「改憲手続き法案 廃案に」


 自民、公明両党が改憲手続き法案の月内衆院通過の姿勢をみせていることに対し、八日も、衆院憲法調査特別委員会の与党理事・委員の事務所に市民からの抗議・要請のファクスが殺到しました。

 一方で、特別委委員の日本共産党の笠井亮衆院議員の事務所では、ひっきりなしにファクスの受信音が鳴り、廃案を求める要請と、激励が届きました。七、八両日だけで約五百件。激励の電話も相次ぎ、「パンク状態だ。こんなことは初めて」(笠井室)という状況です。

 要請文には「日本国憲法は、先の侵略戦争での犠牲者たちの遺言でもあります。日本と世界の宝とも言うべきものです」(東京都・男性)、「国民の知らない間に、強引に国会の中だけで進めないでください」(京都府・女性)、「九条は守ろう。もの言えぬ国にしたくない。絶対国民投票法案を通してはならないぞ」(さいたま市・女性)、「(与党に)都合のいい、公平性のない国民投票法案が成立してはいけません」(滋賀県・女性)などのメッセージがつづられています。


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