2007年1月23日(火)「しんぶん赤旗」
産廃不法投棄、対策早く
塩川議員ら足利の現場視察
日本共産党の塩川鉄也衆院議員は二十二日、採石場と建材会社を乗っ取った暴力団関係者による産廃の大量不法投棄問題で、栃木県足利市の採石場を現地視察しました。
採石場を所有する富宇賀建材(冨宇賀利之代表取締役)の関係者や地元町会役員、日本共産党栃木県委員会の野村せつ子県政対策委員長(県議候補)、尾関栄子市議らが同行しました。
現地視察では、冨宇賀代表取締役が、二〇〇六年七月に最高裁で勝訴、乗っ取りグループから所有権を取り戻した同年十一月に採石場内を発掘調査したことなどを説明。
同代表取締役は「足利市の下水管工事廃材や電気機械部品、焼却灰とみられる残土を確認した。採取した土壌からは指定基準値の二倍近いヒ素も検出され、現場の脇には水源の沢もある。県は不法投棄への有効な対策を講じてこなかったが、現地調査など迅速な対応をしてほしい」と訴えました。
地元の山村誠三松田町一丁目自治会長は「県の関連部署はどう対応しているのか、松田川の水質検査を定期的に実施してほしい」と不安を語りました。
塩川衆院議員は「採石場からなぜヒ素が検出されるのか。群馬県太田市の利根川河川敷に重金属などが不法投棄され、県は二億円をかけて除去をはじめたが、ここにも同様なものが投棄されているのなら行政に除去させることを含め事実究明が必要だ」と表明しました。

