2002年11月4日(月)「しんぶん赤旗」
赤旗まつり二日目の三日、「ゆめフェスタ二〇〇二〜若者の広場」が夢の島陸上競技場でスタートしました。青年たちはライブやラップ&ブレイクダンスにわきたち、3ON3やフットサルで汗びっしょりに。競技場入り口でおこなわれたオリジナルソングコンテストでは、若者のグループが思い思いに平和の歌をうたいました。オレンジ色の青年スタンプラリーカードを首からさげて、赤旗まつり会場を回る青年たちの姿も目立ちました。
来春のいっせい地方選挙に立候補する二十代・三十代の議員・候補者が一分間のアピールをおこなった「青年議員・候補者、サポーター大集合」。宮城、山形、群馬、栃木、埼玉、東京、神奈川、千葉、愛知、大阪から二十八人がつどい、はつらつと決意を語りました。市田忠義書記局長がかけつけて激励しました。
宮本岳志参院議員の司会で始まったつどいには、青年支部や「日本共産党といっしょに日本をかえるネットワーク」、民青同盟班など議員・候補者の「サポーター」の若者たちが集まり、聴衆は百人以上にふくらみました。
山形県羽黒町の梶昇司町議候補(26)が、「民報を発行して議会に働きかけたら、議会や委員会がみんな傍聴できるようになりました」とその民報をかざすと、聴衆から「オー」の声と拍手。
東京都昭島市の佐藤文子市議候補は、参加した候補の中で最年少の二十四歳。「投票日の十日前に二十五歳の誕生日を迎えます。候補者活動のなかで自信ができてきました」
同じ二十四歳の酒井亮候補は神奈川県平塚市から県議をめざします。「相模川から西で党県議が生まれたことがない。定数三で議席を狙う大きな挑戦です」の発言に大きな声援がわきました。
漫才師から大阪府議に立候補するのは、清水忠史候補(34)。軽妙な語り口で笑わせながら、「私が立候補する大阪市福島区は定数一の自共対決。全力でがんばる」。
「若いみなさんにお会いできるというので派手めのネクタイをしてきました」と切り出した市田書記局長は、二十代・三十代の党議員・候補が百七十三人いることを紹介。「みなさんの演説は若い人の心をつかむダントツの力をもっています」とのべ、「十人十色、そのよさを発揮して全員が当選を果たしてほしい」と激励しました。
神奈川県相模原市の岩上よう子市議候補(29)のサポーターたちは青年バスにのり二十四人で参加。五十嵐和子さん(22)=介護福祉士=は、「日本共産党の若い議員がふえれば、青年たちの要求がもっと出てくると思います。選挙をいっしょにがんばりたい」と話していました。
「若者の広場」の舞台で行われた「先輩たちとあつく語る! 『働きがい、生きがい』探求」。夕日が落ち、強風が吹く寒い中、集まった青年たちは体を震わせながらも、四人のパネリストやコメンテーターの三上満さん(東葛看護専門学校校長)の話をうなずきながら聞き入りました。
プログラマーの吉成暁(あきら)さんは「みなさんが思うほどスマートでかっこいい仕事ではないけれど、仕事がうまくいったときの充実感がやりがいです」と発言。
看護師の山城直子さんは「患者さんの命を左右するので怖さを感じる。でも、患者さんが退院して元気にくらしているのがうれしい」。
美術館学芸員の武居利史さんは「美術を守っているという誇りがある。芸術の発展のためにたたかうことが生きがいです」と語りました。
保育士の杉山利恵さんは「保育士になるのは夢でした。大変だけど仲間がいる。子どもたちが楽しく生きていけるようにがんばりたい」と話しました。
三上さんは「働くことは、人間らしく生きる喜びをえるという根源的なもの。現状はきびしいが、仲間といっしょに現実をよりよく変えていくことが若者らしい生き方ではないか」「人間らしく生きている限り人間としての“失業”はない」と語りかけました。