日本共産党

2002年10月28日(月)「しんぶん赤旗」

有事法制の阻止を

自由法曹団総会始まる

岡山・倉敷


 自由法曹団の二〇〇二年総会が二十七日、岡山・倉敷市児島で始まりました。日程は二日間。

 四百人以上が参加した総会では、宇賀神直団長が「大らかに活動しながら、団の隊列強化を」と開会あいさつ。地元岡山支部の山崎博幸支部長が、「もし有事法制が通れば、かつて水軍が支配した風光明美な瀬戸内海は自衛隊が支配することになり、地元の繊維産業も軍需産業になる可能性がある」と有事法制の阻止を呼びかけました。

 議案提案した篠原義仁幹事長は、「有事法制は、アメリカの強い意向により、日本を『戦争をする国』につくり変え、憲法を真っ向から踏みにじるもの」として「絶対阻止」を訴えました。

 総会では、坂本修、坂本福子、近藤忠孝、野間友一各氏ら各地各分野で奮闘してきた“古希団員”十九人の表彰が行われ、尾関闘士雄氏が「民衆の弁護士として生涯を貫きたい」とあいさつしました。

 


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