2002年10月28日(月)「しんぶん赤旗」
【ブリュッセル26日岡崎衆史】米国がイラク攻撃準備を進めるなか、北欧やドイツなど欧州各地で二十六日、攻撃に反対する大規模なデモが行われました。
現地からの報道によると、オランダのアムステルダムでは、約五千人が市内の広場に集まり、「平和」や「戦争反対」を訴えました。
スウェーデンのストックホルムでは千人以上が「戦争をやめよ」と叫びながら市内をデモ。左翼党のシーマン党首は「戦争ではフセイン体制の大量破壊兵器を除去することはできない」と訴えました。
デンマークのコペンハーゲンではあいにくの雨にもかかわらず、デモ隊約千五百人が米国大使館前まで行進しました。