日本共産党

2002年10月13日(日)「しんぶん赤旗」

日本共産党

国際問題の報告会議開く

幹部会委員・都道府県委員長・国会議員が参加

不破議長、党の国際活動について報告


 日本共産党は党本部で十二日、幹部会委員・都道府県委員長・国会議員の合同会議を開きました。会議では、不破哲三議長が、この間の日本共産党の国際活動について報告、九日に帰国した上田耕一郎副委員長がキューバ訪問の内容について報告しました。

 不破議長は、冒頭、自民党政治の指導力の喪失が誰の目にも明らかになっている今日、どの党が国政の諸分野で、国民の利益を代表し、道理と見通しをもった戦略をもっているかが、正面から問われている、と述べ、確信をもって日本共産党の役割と存在意義を語ることの重要性を強調。「この会議は、外交分野で日本共産党が果たしている役割を、党の中心をなす人たちに理解してもらうことに主眼をおいて開いた」と会議開催の趣旨を説明しました。

 続いて不破議長は、アジア外交重視の方針を決めた第二十一回党大会(一九九七年)以来の外交活動の展開の歴史のあらましをふりかえり、そのうえで、(1)八月の中国訪問の内容と特徴、(2)北朝鮮問題をめぐる歴史と方針、(3)アメリカのイラク攻撃に反対する国際活動などについて、詳しく報告しました。

 会議は、そのあと、質疑・討議をおこない、当面する国際問題と日本共産党の国際活動の役割について、認識を深めるものとなりました。この会議には、党本部の各部局の責任者・副責任者も参加しました。

 


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