2002年10月8日(火)「しんぶん赤旗」
米軍主導のアフガニスタン空爆開始一周年を前にした六日、米ニューヨークのセントラルパークをはじめ全米十数都市で、ブッシュ政権が企てている対イラク戦争に反対する集会が開かれました。ニューヨークでは同時多発テロ事件の犠牲者の遺族を含め、主催者発表で二万人が参加しました。
主催はブッシュ政権の戦争計画に反対する草の根グループの「ノット・イン・アワー・ネーム・プ米各地で集会ロジェクト」(われらの名をかたるな)。サンフランシスコではユニオンスクエアをケーブルカーの運転手や学生、女性などがドラムをたたき、プラカードを掲げながらデモ行進。
集会はロサンゼルス、シアトル、シカゴ、ポートランドなどでも行われました。六日に開かれた集会も含め、五日から十一日まで全米のべ約三十カ所で集会のほか「詩と音楽の集い」など多彩に反戦の催しが繰り広げられます。