日本共産党

2002年9月22日(日)「しんぶん赤旗」

日朝問題で共産党が宣伝 新潟


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街頭宣伝する党県委員会の人たち=21日、新潟市

 日本共産党新潟県委員会は二十一日夕、新潟市で、日朝国交正常化交渉・拉致問題で街頭宣伝しました。勤務員が「日朝国交正常化交渉再開の決断を強く支持します」のビラを配布したり、「しんぶん赤旗」日曜版の特集号を掲げました。

 武田勝利書記長が、拉致問題では新潟県内で多くの被害者が出たことから、亡くなられた方々とご家族に心から哀悼の意を表するとのべ、重大犯罪にきびしく抗議し、真相究明と責任者の処罰、被害者への謝罪・補償を求めると強調しました。

 拉致問題の解決は今後の交渉の中でこそ解決がはかられるものであり、日本共産党が一貫して「北朝鮮との正式な対話のルートをつくり、その中で両国間の問題の解決をすべきだ」と主張してきたことを紹介。国民に痛みを押しつける小泉内閣をきびしく批判しているが、この問題での小泉首相の決断を支持し、日朝関係の転換のために協力していく日本共産党の態度を強調しました。

 聞いていた野口和彦さん(24)は「北朝鮮のやったことはひどいと思うが、交渉の中で真相を明らかにさせてほしい」と話しました。斎藤喜和さんは「隣国同士なのに国交がなかったのがおかしいぐらいだ。国交を正常化させ、その中で問題の解決をはかっていくべきだ」と語っていました。

 


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