2002年9月17日(火)「しんぶん赤旗」
米軍三沢基地(青森県)と嘉手納基地(沖縄県)の戦闘機部隊が現在、イラク上空の「飛行禁止空域」の監視作戦に参加していることが十六日までに分かりました。同空域は米軍が一方的に設定しているもの。米国が準備を進めているイラクへの軍事侵攻にこれら三沢、嘉手納の部隊が投入される可能性があります。
米軍準機関紙「星条旗」十二日付は、三沢基地のF16戦闘機部隊である「第一三戦闘飛行中隊のパイロットと整備要員百人以上が八月三十一日にイラクの飛行禁止空域をパトロールするため南西アジア地域に展開した」と報じました。
三沢基地機関紙「ノーザンライト」八月三十日号などによると、同基地要員は、イラク南部の「飛行禁止空域」の監視作戦と米空軍の「航空宇宙遠征軍5」(AEF5)を支援するため、八月から南西アジア地域への展開を始めたとされます。
嘉手納基地報道部は、本紙の問い合わせに、F15戦闘機部隊など同基地の要員約八百人が現在、「航空宇宙遠征軍5(AEF5)とその他の海外任務に参加している」と回答。事実上、イラク監視作戦への参加を認めました。
三沢、嘉手納の戦闘機部隊はこれまでも、「航空宇宙遠征軍」としてイラク監視作戦に定期的に参加。「自衛反撃」を口実にした同国への空爆も行っています。