2002年9月12日(木)「しんぶん赤旗」
【ワシントン10日坂口明】第五十七国連総会が十日、ニューヨークの国連本部で開幕し、スイスが百九十番目の加盟国として全会一致で承認されました。各国首脳らによる総会一般討論は十二日から。初日に演説するブッシュ米大統領がイラク問題でどのような態度表明をするかが注目されています。
東ティモールの国連加盟も近く承認されます。
一方、カバン新国連総会議長は開会あいさつで、「国際テロとのたたかいが焦点」だが、「テロとたたかう一連の国際条約を含む国連の法律文書の強化が国際社会の努力の中心であるべきだ」と表明しました。また、国連総会は予防的軍縮を含む紛争予防によってテロとのたたかいに貢献しうると指摘。貧困根絶、エイズ、持続可能な開発の重要性も強調しました。
カバン議長は記者会見で、加盟国の多数がイラク問題の軍事解決よりは政治解決を選ぶだろうと理解していると発言しました。