日本共産党

2002年7月4日(木)「しんぶん赤旗」

有事法制、医療改悪 廃案まで

たたかいの手ゆるめず

連日の国会要請行動


 「有事法制は許さない! 運動推進連絡センター」は三日、衆院議員面会所で要請を行い、約百人の参加者が、「たたかいの手を片時もゆるめず、すべての悪法の廃案めざしてがんばろう」と、決意を固め合いました。


 「国の仕事は、私たち国民の生活を守ることでしょ。なぜ有事法制で戦争に協力させたり、医療費の値上げで負担を押しつけたりしようとするの。帰ったら、さっそく署名を集めたい」。東京・荒川民商の長島さなえさん(26)はいいます。

 要請行動に参加した後、衆院有事法制特別委員会を傍聴した東京・杉並平和委員会の土田絹子さん(51)は、「有事法制は、アメリカの戦争のために日本を売るようなもの。国民の命が危険にさらされる。防衛庁はリスト問題を起こしながら、そのことを質問した木島議員に、まともに答えなかった。こんな省庁に有事法制を与え、国民の命を預けるわけにはいかない。法案の中身の議論は始まったばかりなのに、与党は審議打ち切りを狙っている。とんでもない」と語りました。

 要請行動で日本共産党の藤木洋子衆院議員が国会情勢報告をかねて激励。「みなさんの運動が与党を追いつめているが、たたかいは、今ががんばりどき。地域に戻り、署名を集め、宣伝カーも街頭宣伝も絶やさず、最後までがんばり抜きましょう」と訴えると、参加者から「よし!」と声がかかりました。

 


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