日本共産党

2002年6月20日(木)「しんぶん赤旗」

鈴木議員逮捕

政官業癒着の構造そのものの改革必要

テレビ番組 佐々木議員が訴え


 日本共産党の佐々木憲昭衆院議員は十九日、日本テレビの報道特番「鈴木宗男議員ついに逮捕」とニュース「プラス1」に出演しました。同日の鈴木氏逮捕について感想を問われた佐々木氏は「ムネオハウスをはじめて取りあげたときは、こういう形で逮捕されることは想定していなかった。四カ月たって、根が深かったことをあらためて実感した」とのべました。さらに、これで一件落着とせず、事件の土壌である政官業癒着の構造そのものを改革することが政治に求められていると訴えました。

 視聴者からのファクスにも「国民の税金を返せ」と書かれたものがあったことを紹介し、「本当にそういう気分だと思う。国民の税金を使って仕事をする企業から献金を受け取ること自体がいいのかを議論する必要がある」と強調。

 佐々木氏は、鈴木氏は議員辞職するべきだと主張するとともに、国会であっせん利得罪の強化や公共事業を受注する企業からの企業献金の禁止などを要求していくと表明し、「制度として確立しないと、第二、第三の宗男氏が生まれる」と指摘しました。

 


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