日本共産党

2002年6月1日(土)「しんぶん赤旗」

諜報部隊出身が6人

防衛庁の情報公開室に

吉井議員調査


 防衛庁の情報公開室に“国民監視部隊”の経歴者がズラリ――海上自衛隊幹部が情報公開請求者の身元調査リストを作成していた問題で、海上、航空両幕僚監部(海幕、空幕)の情報公開室にこれまで所属した隊員のうち六人が、情報収集・諜報(ちょうほう)活動をおこなう各幕の調査課(調査隊、保全室など)所属の経歴のあることが五月三十一日、判明しました。日本共産党の吉井英勝衆院議員の要求に防衛庁が提出した資料で明らかになったものです。

 資料によると、六人のうち、海幕情報公開室が四人、空幕情報公開室が二人。

 調査隊などは自衛隊の部隊を“保全”するため、「必要な資料・情報の収集」をすることを任務としています。

 防衛庁は身元調査リスト作成について「担当者個人の発意によるもの」としています。しかし、リストが渡った先に、国民を監視し、情報収集・諜報活動を行う海自中央調査隊の二等海佐、海幕調査課保全室の三等海尉などが含まれており、リストを作成した本人も海幕調査課の経歴をもつと報道されています。

 吉井氏は「今回の資料で、自衛隊が組織ぐるみで、任務として身元調査をしていた疑いがますます強まった。徹底解明のため、調査、追及を強めていきたい」と話しています。

 


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