日本共産党

2002年5月24日(金)「しんぶん赤旗」

有事立法に異議、平和を

超党派女性議員25氏が声明

佐賀


記者会見をする女性有志 佐賀県内の超党派の女性議員有志は二十三日、県庁で記者会見し、「危険な『有事立法』に反対しよう」との声明を発表しました。

 日本共産党の武藤明美議員の超党派での「有事立法」反対のよびかけに応じ、県内、四十一人いる女性議員のなか、政治的な立場の違いをこえ二十五人が賛同し連名でアピールしたもの。

 声明は、戦前、女性たちは国家総動員法で戦争に協力させられたが、いまは「表現の自由を手に政治に参加してきた」と指摘。平和憲法の精神を逸脱し、国民や自治体を動員する「有事法制関連三法案」の危険な内容を批判し、「女性は子どもを産み育てる母性として、平和で安心なくらしを願う」「すべての女性は有事立法の動きに異議を唱え平和な社会をつくる」と訴えています。

 賛同者二十五人の党派は日本共産党九人、無所属十人(うち保守系六人)、社民党五人、新社会党一人です。

 会見には共産、社民、無所属から議員八人が出席。武藤議員は「戦争を放棄した憲法を守り平和を望む多くの国民にこの危険な動きを知らせ、法案の廃案をめざしたい」と語りました。

 各議員はそれぞれ発言し「この共同声明を全国に発信し新たな運動のスタートにしたい」と決意を語りました。

 


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