日本共産党

2002年4月13日(土)「しんぶん赤旗」

職場で 路地で 駅前で

83万人の唱和

「小泉改革ノー」医療守れ

4・12国民総行動


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国会請願行動前の集会で、団結ガンバロウをする4・12国民総行動参加者=12日、東京・千代田区、日比谷野外音楽堂

 「医療改悪反対」「雇用、くらし、いのちを守れ」「有事立法許すな」「小泉改革ノー」―。十二日、全国の職場で、駅前や路地裏で労働者と国民の声が響きました。全労連などでつくる二〇〇二年国民春闘共闘委員会が医療関係団体など多くの団体によびかけた「4・12国民総行動」には、二十三単産約五十万人、全都道府県で約三十三万五千人が参加。十四単産のストライキ、三百七十カ所での地域集会やデモ行進などを展開しました。

 当日の地元紙に医療制度改悪反対の意見広告を掲載し県庁前など十二カ所で宣伝(新潟)、繁華街で四時間のロングラン宣伝・署名や街頭医療相談(愛知)、ハローワーク前でのアンケート(長崎)、医療改悪反対で病院訪問(千葉)、繁華街をパレード(大阪)など多彩な行動を繰り広げ、国会と霞が関周辺では、千人以上が座り込み、請願デモをしました。

 東京・武蔵野市の横河電機本社前では、全日本金属情報機器労働組合(JMIU)横河支部が午前八時半から三十分の時限ストライキに入りました。

 昨年十一月から三月まで5%の賃金カットが強行された同社では、四十七歳以降は定期昇給もストップ。出勤する労働者にビラを手渡していた黒川光一郎さん(58)は「家族に身体障害者がいます。四月から食事代が自己負担になり、年間八万円の負担増になりました。賃金カットはされる、そのうえ医療制度の大改悪は許せません」。

 


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