日本共産党

2002年4月7日(日)「しんぶん赤旗」

負担増は健康破壊進める

党国会議員団 保団連と医療改悪など懇談


 日本共産党国会議員団は四日、健保本人三割負担を狙う医療改悪や診療報酬引き下げについて全国保険医団体連合会(保団連)と懇談しました。

 富樫練三党参院国対委員長が、「小泉内閣が狙う医療改悪は、日本の社会保障の根幹を揺るがす大問題。野党四党は、一致して廃案に追い込むことで合意をしている。院内外で運動を大きく広げましょう」とあいさつしました。

 保団連の室生昇会長は、「一九九七年の医療費値上げで受診抑制が進んだ。さらなる負担増は、国民の医療破壊、健康破壊を一気に進める。今月から実施された診療報酬の引き下げの影響も深刻で、全国の医療機関では大変な事態が起こっている」と発言。

 保団連が政府に求めている診療報酬の緊急再改定、健保三割負担をはじめとする医療費負担増の中止、子育て世帯の医療費負担軽減措置を少子化対策に位置付けることなどで協力していきたいと話しました。

 日本共産党からは、小沢和秋、吉井英勝両衆院議員、小池晃、井上美代、畑野君枝、八田ひろ子各参院議員が出席しました。

 


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