日本共産党

2002年3月5日(火)「しんぶん赤旗」

“こんどは本気でみせしめに”

大リストラ計画強行のNTT西日本

八田議員ら 不当労働行為を調査


 日本共産党の八田ひろ子参院議員、宮本岳志参院議員の石井哲男秘書は四日、大阪市中央区のNTT西日本本社と北区の大阪支店を訪れ、NTTの十一万人リストラ計画にともなった労働者への不当な攻撃について調査しました。

 八田議員は、同社大阪支店パーソナルユーザ営業部の管理職が、NTT本体に残ることを希望した職員に「変なグループと同じと見られる。会社は、こんどは本気でその変なグループの人たちたをみせしめにすると思う」などと脅迫し、その職員が「変なグループとはNTT労組以外の労組所属の人たちのことか」ただすと「そうだ」とこたえたことを指摘しました。

 そのうえで八田議員は、「『変なグループ』とは通信産業労組のことを指しているのではないか。不当労働行為にあたる。調査し、取り消す必要がある」と厳しく追及しました。

 これにたいしてNTT大阪支店では、「(退職・再雇用を認めるかどうかについては)社員の意見を聞かなくてはいけないので」などとのべましたが、八田議員の重ねての追及に調査し報告することを約束しました。

 八田議員は、本社でも同様の指摘をし対応を求め、本社側は「不当労働行為はあってはならない」「私のほうからも調査の結果を聞きます」などと答えました。

 


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