2002年3月4日(月)「しんぶん赤旗」
任期満了による沖縄県石垣市長選は三日投・開票の結果、現職で日本共産党、沖縄社会大衆党、社民党、民主党、自由連合推薦、公明党支持の大浜長照候補(54)が自民党市政の復活をめざす前市議ら三候補を大差で破り当選、革新・民主市政の三期目を実現しました。
選挙戦は大浜市長にたいし、自民党推薦の石垣宗正前市議(52)、粟盛哲夫前市議(56)、仲間均前市議(52)の三候補が、「現市政は公共事業を減らし疲弊している」「国、県とパイプのない現市長に新石垣空港はできない」「市政に企業感覚を導入する」などと集中攻撃。
大浜陣営は、新石垣空港は市民などすべての関係者と民主的に協議、建設位置を決めた大浜市長だから早期着工できる、と反撃。自然をいかした農業、畜産、漁業とむすんだ観光産業の振興、健康福祉センターのオープンで「市民の命がかがやく石垣市を」と訴え、支持を広げました。
当選を決めた大浜市長は、「二期八年間の市民を思いやる市政、新石垣空港の建設位置のまとめ役をしてきたことが評価されたのだろう」と語り、公約である「健康都市いしがき」づくりに全力をつくす決意を表明しました。
開票結果は次の通り。
当大浜長照54無現
13082
石垣宗正52無新
5377
仲間 均52無新
3645
粟盛哲夫56無新
2242
(投票率76・88%)
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