日本共産党

2002年3月1日(金)「しんぶん赤旗」

独立行政法人化・再編統合問題

地元に根ざす大学へ努力

石井・林両議員 新潟大学学長と懇談


 文部科学省が国立大学の独立行政法人化や再編統合の方向を打ち出しているなか、日本共産党の石井郁子衆院議員(文部科学委員)・副委員長と林紀子参院議員(同)は二十八日、新潟大学の長谷川彰学長と懇談しました。

 国会議員団として順次、国立大学学長との懇談を計画しており、最初の懇談。大学側から、深沢助雄、板東武彦両副学長らが参加。党側は、小日向昭一県委員長らが同席しました。

 長谷川学長らは、すすめている改革の内容を説明しながら、将来を担う人材育成の使命と環日本海交流の拠点大学をめざし、地域と連携し地元に根ざしながら地元に大切と思われる大学づくりに努めていると強調。「職員の士気を高め、活性化するために、みんながその気になる方法ができればよい」と述べました。

 国会議員団には、建設から三十年近くたつ建物の改修・増築と教育機能の向上のため尽力してほしいと要望しました。

 石井議員は「再編統合などの問題は日本の将来・地域の発展にとって重大な問題なので、国民的議論が必要。学内の意見集約は十分してほしい」と強調しました。

 長谷川学長は「号令を出すだけではだめ。手順を踏んで地についた改革をすすめる。学内に説明に出向くことはいとわない」と述べました。

 


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