日本共産党

2002年1月26日(土)「しんぶん赤旗」

またトレーラー脱輪

対向車の2人負傷

北海道


 二十五日午後一時ごろ、北海道苫小牧市植苗の国道36号で、同市有珠の沢町、運転手相馬美智秀さん(59)の大型トレーラーの右側後部から二本一組になったタイヤがホイールごと外れて転がり、対向車線を走行中の乗用車に衝突しました。この事故で、乗用車は右側面が壊れ、運転していた同市内の男性会社員(27)と妻(26)が軽傷を負いました。

 現場は片側一車線の直線道路。タイヤの直径は約一メートルで、一組の重さ約百キロ。国土交通省によると、外れたタイヤは、トレーラー部分の前軸の右側。一九九〇年車で、トレーラーはトレールモービル社製。けん引車のトラクターは日産ディーゼル製といいます。同省は「詳細は調査中。ベアリングのほうから外れたとの情報もあり、三菱自工の脱輪事故と同じかも。九〇年車なので整備不良の可能性が大きい」としています。

 トレーラーのタイヤが外れた事故としては、十日午後、横浜市瀬谷区の中原街道の交差点付近で、走行中の大型トレーラーの左前輪タイヤが外れ、ベビーカーを押して歩道を歩いていた主婦(29)らを直撃。主婦が死亡、長男(4つ)と二男(1つ)も軽傷を負いました。

 


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